Root根管治療

精密検査で原因を特定

まずは患者様の痛みや症状、これまでの治療履歴を詳細にお伺いし、丁寧なカウンセリングを行います。そして、歯科用CTやレントゲンを用いた精密な検査で、歯の根の状態や感染の範囲を正確に把握します。歯科医師が、痛みや膿の原因を深く考察し、根管治療の必要性や治療計画について、患者様へ分かりやすくご説明します。

痛みに最大限配慮した麻酔

根管治療における治療中の痛みに最大限配慮し、丁寧な局所麻酔を行います。麻酔が十分に効いたことを確認してから治療を始めるため、患者様は痛みを感じることなく、安心して治療を受けていただけます。「麻酔が嫌だから治療したくない」 とお考えの方にも、上杉モールおとなこども歯科では、「麻酔の痛みが苦手」という患者様の声に真摯に応えるため、麻酔時の不快感を軽減するためのきめ細やかな配慮を徹底しています。

感染した部分を徹底的に除去

根管治療において最も重要なのが、感染源の徹底的な除去です。感染した歯の神経や細菌、そしてむし歯を徹底的に取り除きます。特に、細菌が潜むわずかな部分も見落とさないよう、マイクロスコープ（歯科用顕微鏡）で視野を拡大しながら、古い詰め物や過去の根管治療材料なども精密に除去し、根管内を完全に清潔な状態に戻します。上杉モールおとなこども歯科では、再感染のリスクを最小限に抑えるため、この感染源除去の工程に最大限のこだわりを持っています。

細菌の侵入をシャットアウト

根管治療の成功に不可欠なのが、治療中の感染予防です。当院では、治療中に唾液や細菌が根管内に入り込むのを徹底的に防ぐため、ラバーダムというゴム製のシートで治療する歯を完全に隔離します。これにより、無菌に近い清潔な環境を保ち、根管治療の成功率を格段に高めます。特に下顎の奥歯など、唾液の流入が多い症例でもラバーダムを使用し、再感染リスクを最小限に抑えた清潔な治療を徹底しています。

根管の隅々まで丁寧に清掃

複雑に湾曲した根管の隅々まで、感染した組織や細菌を徹底的に除去するため、柔軟性に優れたニッケルチタンファイルなどの専用器具とマイクロスコープ（歯科用顕微鏡）を併用します。切削効率が格段に良いニッケルチタンファイルを用いることで、肉眼では見えない細かな部分まで精密に清掃し、再感染のリスクを最小限に抑えます。上杉モールおとなこども歯科では、この精密な根管清掃にこだわり、長期的な治療の成功を目指します。

専用の薬剤で根管を強力に消毒

根管治療における感染の徹底的な除去は、再発防止に不可欠です。精密に清掃した根管内を、次亜塩素酸ナトリウムやEDTAといった強力な専用消毒薬を用いて徹底的に洗浄・消毒します。これにより、根管内に残存する細菌を確実に死滅させ、完全に清潔な状態を確立します。感染の程度が強い場合は、この消毒ステップを複数回繰り返すことで、より確実な殺菌効果を目指します。

根管に隙間なく蓋をする

根管治療における精密な清掃と消毒が完了し、痛みや感染の徴候がなくなったことを確認したら、いよいよ根管充填を行います。このステップは、根管内に細菌が再び侵入するのを防ぐための、最も重要な最終工程です。

上杉モールおとなこども歯科では、マイクロスコープ（歯科用顕微鏡）で根管内を拡大して確認しながら、専用の高品質な材料を根管の先端まで隙間なく緊密に充填していきます。これにより、治療後の再発リスクを大幅に低減し、患者様の大切な歯を長く健康に保つことができます。当院では、この根管充填に細心の注意を払い、安心かつ確実な治療をご提供しています。

歯の強度を回復させる土台作り

根管治療後の歯は、内部の神経を除去したことでもろくなり、破折のリスクが高まります。そのため、上から被せ物（クラウン） を装着する前に、強固な土台（コア） を立てて歯の強度を回復させます。この支台築造（しだいちくぞう） は、噛む力をしっかりと支え、歯の寿命を大幅に延ばすための非常に重要な基礎となります。上杉モールおとなこども歯科では、長期的な歯の安定を見据え、この土台作りにも妥協なく取り組んでいます。

最終的な被せ物で機能と見た目を回復

根管治療の最終ステップとして、歯の形と色を自然に回復させるための高品質な詰め物や被せ物（クラウン） を装着します。これにより、見た目の美しさを回復させるだけでなく、失われた噛む機能も完全に回復させます。上杉モールおとなこども歯科では、患者様の歯の健康と自信に満ちた笑顔を長期的にサポートするための、最終的な修復処置にこだわりを持っています。仙台市青葉区で、根管治療後の審美性・機能性回復をご希望なら、ぜひご相談ください。